映画『ブラックボックス 音声分析捜査』レビュー|音声分析捜査とはなんなのか!
ブラックボックスってなんなの?
航空機に搭載される、飛行データと操縦室の会話・音声を記録する装置のことであります。
墜落しても耐えられるように頑丈かつ厳重に密閉されているのね。
不幸にも飛行機が墜落した場合は、墜落原因を調査するためにこのブラックボックスを回収し、音声分析官が解析するのであります。
この映画はそのブラックボックスの音声分析官を主人公にした映画か。
はい。最新型航空機が墜落し乗客・乗員全員が死亡。主人公マチュー(ピエール・ニネ)はブラックボックスの音声分析をするうちにある危険な真相に迫っていくこととなる・・・。という感じです。
見どころを教えろニャ!
本作はフランスで制作されていて、音声分析が題材ということで、フランスの国家機関であるBEA(フランス民間航空事故調査局)が協力しているのです!
ガチのやつ・・・
なので音声分析の描写とかかなりリアルに描いているそうです!
こだわりだねえ。
あと、ヘッドフォンを装着したときにちゃんと音の変化をつけてるんですが、ノイズや雑音、ヘッドフォン装着時のイヤーパッドと耳の摩擦音なども入れているところがとても良かったですね!
音の映画だけに・・・細かいな!
謎が謎を呼ぶ展開やマチュー役のピエール・ニネの細やかな演技も要注目であります!
ピエール・ニネさん演じるマチュー、なんかすごい賢そう・・・。好き。
はい、ということで『ブラックボックス 音声分析捜査』は1月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーです!