映画『イコライザー』シリーズを楽しむ！｜主人公無双系映画とは【特集】

2023年9月26日2024年8月16日

9秒てそんなあなた…

『イコライザー THE FINAL』
10月6日（金）全国の映画館で公開！

『イコライザー』シリーズ＆デンゼル・ワシントンとは？

俺の好きな『イコライザー』シリーズ！

「シクスティンセカンズ…（ピッ！）」（ネイティブっぽい発音で）

フフ(笑)、デンゼル・ワシントン主演の元CIAエージェント無双系映画ですね！

困っている人を恐るべき戦闘スキルで秘密裏に助けちゃう必殺仕事人ニャ。

『マルコムX』あたりのデンゼル・ワシントンのイメージが残っているメガコからすると、特にこの『イコライザー』シリーズのアクション俳優としての活躍はちょっと驚きですね。

確かに演技派のイメージはあってもアクション俳優のイメージはなかったもんなー。調べてみると1985年から放映されたアメリカのTVドラマ『ザ・シークレット・ハンター』（原題：The Equalizer）が大元で、そのリブート版の映画として第1作『イコライザー』が2014年に公開されたんだな。デンゼル・ワシントンは主演だけでなく製作にも名を連ねているニャ。

彼の獲得している賞はアカデミー賞主演男優賞（『トレーニングデイ』(2001)）・助演男優賞（『グローリー』(1989)）、ベルリン国際映画祭銀熊賞、トニー賞演劇主演男優賞…。とまあすごすぎる名優なわけですが、そんな演技派ががっつり「悪をたたきのめす」系の王道アクション映画をやったのが当時意外でした。

ある意味ギャップ萌えだニャ。あ！後さ…

なんでしょう。

『TENET テネット』の主演のジョン・デヴィッド・ワシントンてデンゼル・ワシントンの息子なんだね…。全然知らなかったニャ。

そうなんですよね…。ジョン・デヴィット・ワシントンは10月20日公開予定のSF超大作『ザ・クリエイター／創造者』の主演ですぞ。

息子のほうも第一線で活躍とは！

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/thecreator

親子ですごいやん…

主人公「無双系」映画の系譜

いわゆる主人公が圧倒的に強くて無双する映画って最近多くなったよね。気のせい？

主人公無双系映画とでも申しましょうか、はい、多くなりました。昔からあるとは思うんですが、圧倒的に強い、というところがポイントですよね。ちょっと思いつく映画をピックアップしてみました。

圧倒的に強いから視聴者としてはやっぱりスカっとしちゃうところがいいんだよね。

お客さんが見たいものを見せる、というある意味エンターテインメントの原点な部分を直球で表現してるところが人気の秘密かもしれませんね。

タイトル	公開年	属性	誰が無双する？
『コマンドー』	1985	元軍人	アーノルド・シュワルツェネッガーが無双
『刑事ニコ/法の死角』	1988	刑事・合気道	スティーブン・セガールが無双
『ボーン』シリーズ	2002～	元CIA暗殺者	マット・デイモンが無双
『トランスポーター』シリーズ	2002～	元軍特殊部隊、運び屋	ジェイソン・ステイサムが無双
『96時間』シリーズ	2008～	元CIA工作員	リーアム・ニーソンが無双
『エクスペンダブルズ』シリーズ	2010～	傭兵	無双ドリームチーム（たくさんいすぎ！）が無双
『ジョン・ウィック』シリーズ	2014～	元殺し屋	キアヌ・リーブスが無双
『イコライザー』シリーズ	2014～	元DIA士官	デンゼル・ワシントンが無双
『ザ・ファブル』シリーズ	2019～	元殺し屋	岡田准一が無双
『Mr.ノーバディ』	2021	元政府機関（CIA？）	ボブ・オデンカークが無双
『SISU/シス不死身の男』	2023	老兵	ヨルマ・トンミラが無双

だいたい元軍人、元CIA、元殺し屋だニャ。

まあ格闘・暗殺スキルとなるとそうなってしまいますよね～。古くはアーノルド・シュワルツェネッガーの『コマンドー』あたりが主人公圧倒的に強い（＝無双）系としては目立つところかと思われます！

「何が始まるんです？」

「第三次大戦だ！」

1作目『イコライザー』（2014）見どころポイント！

1作目はホームセンターの店員やってます

ここからは『イコライザー』シリーズ各作品の紹介だ。

第1作目『イコライザー』では元海兵隊で元DIA*士官（Defense Intelligence Agency = 国防情報局, 米国国防総省の諜報機関）のロバート・マッコールが悪いやつに脅かされる善良な隣人たちを自身の正体を隠しながら助ける、というお話。ロシアン・マフィアの事務所に行ってわずか19秒で5人を始末してしまうところは必見だぞ！

* 日本版では元CIAとなっている。が、確かに言われてみると軍隊的な表現が多い気もします。

やっぱり『イコライザー』と言えばこのシーン！ちょっと神経質にドアを数回閉じたり開けたりするの怖い…

共演には『キック・アス』ヒット・ガール役のクロエ・グレース・モレッツ、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス未知の世界』ホッパー署長役のデヴィッド・ハーバーも出ています！

マッコールの敵となるのはロシアン・マフィア一味とその部下で米国に派遣された「元スペツナズ」（ロシア軍の特殊任務部隊）テディ（マートン・ソーカス）だ！テディは正直めちゃくちゃ怖いニャ！気をつけろ！

＼マッコールさんが無双する相手／

ロシアン・マフィア
ホームセンター強盗
汚職警官
元スペツナズ

『イコライザー』を配信サイトで観る！

2作目『イコライザー2』（2018）見どころポイント！

1作目は16秒目標の19秒でした

第2作目『イコライザー2』ではマッコールは昼間タクシードライバーになっているぞ。

本筋では元上官の親友スーザンが何者かに殺され、復讐に燃えるマッコールという感じですね。

その他にも隣人を助けるマッコールが描かれるのですが、今作では街のギャングやクズリーマンなどに対していろいろ無双しています。

入念に骨を折っていくスタイル！

共演ではマッコールの元同僚でNetflix『ナルコス』捜査官ペーニャ役だったペドロ・パスカル（最近では『The Last of Us』ジョエル・ミラー役も）。マッコールの隣人の青年マイルズ役には『ムーン・ライト』でティーンエイジャー時代のシャロン役だったアシュトン・サンダースが出ているぞ。

＼マッコールさんが無双する相手／