11/22(金)公開のおすすめ映画は『ドリーム・シナリオ』『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』『六人の嘘つきな大学生』!

【特集】『ルパン三世』2ndの伝説的神回も!名作・おすすめをひたすら紹介する入門編【祝アニメ化50周年】

ルパン三世入門

ハー、最近はコロナ禍でお家で配信系コンテンツ観まくりニャ。

ずっと家にいてもやることは限られるよね・・・。

ところでメガコさ・・・、ルパン三世ってさ

はい来ました~ルパン三世~、いいよね~ルパン!赤ジャケ派?緑ジャケ派?もしかしてピンク派

!!・・・なんなのその反応!ムカつく(笑)
まあルパン三世ってあんまり観てないんだけど、手始めにどれを観るのがおすすめ?――ていうかめちゃくちゃ作品多くない!?

確かに歴史が長い分作品が多いでありますな。原作の漫画(モンキー・パンチ作)はなんと1967年連載開始!パイロットフィルム(関係者向けの企画提案用の作品)が1969年!ということでなんとスタートは1960年代なんであります!

世に出て半世紀を経た2020年代の現在も愛されているコンテンツ・・・。関連作品数もそりゃ多いわけだ。

もともとのネタ元、小説「怪盗紳士ルパン」シリーズはフランスのモーリス・ルブラン作で1905年から連載開始。シャーロック・ホームズもそうだけど愛されるコンテンツというのは本当に時を超えますな。

で、話を戻すとめちゃくちゃ多い作品のなかからこれ!とかこのあたり注目!というやつを!早く!教えろニャッ!!

はいはい、ではアニメ「ルパン三世」の簡単な要素マップを作りましたのでそこから見ていきましょう。正直メガコも全作品を観たわけではないのでさらっと紹介する感じだけど、ここはおススメ!ポイントを絞ってご紹介いたしましょう! 若干のネタバレもありますので、ご容赦ください!

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目次

すごい・・・!! 広大な世界が広がっているな・・・。

多くの歴代クリエイター達が紡いできただけあって、いろいろな要素が詰め込まれているね。シリーズの歴史としてはこんな感じ。あらためて並べてみるとすごい!

制作or
公開年
タイトル話数ォーマット
1969『ルパン三世』パイロットフィルムパイロットフィルム
1971~1972『ルパン三世』第1シリーズ全23話TVシリーズ
1977~1980『ルパン三世』第2シリーズ全155話TVシリーズ
1978『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』映画
1979『ルパン三世 カリオストロの城』映画
1984~1985『ルパン三世 PARTIII』第3シリーズ全50話TVシリーズ
1985『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』映画
1987『ルパン三世 風魔一族の陰謀』OVA
1989TVスペシャル『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』 
※1989年からTV放送用のオリジナル長編シリーズがコンスタントに制作される
TVスペシャル
1995『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』映画
1996『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』映画
2002『ルパン三世 生きていた魔術師』OVA
2008『ルパン三世 GREEN vs RED』OVA
2012『ルパン三世 MasterFile』OVA
2012『LUPIN the Third ~峰不二子という女~』全13話TVスピンオフ
2012『ルパンしゃんしぇい』OVA
2013『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』映画
2014『ルパン三世』実写映画
2014『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』OVA
2015『ルパン三世 -王妃の首飾りを狙え!-』舞台
2015~2016『ルパン三世 PART4』第4シリーズ全26話TVシリーズ
2017『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』OVA
2018『ルパン三世 PART5』第5シリーズ全24話TVシリーズ
2019『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』OVA
2019『ルパン三世 THE FIRST』映画(フルCG)
2021 『ルパン三世 PART6』 TVシリーズ
2022『LUPIN ZERO』配信
2023『ルパン三世VSキャッツ・アイ』映画
『次元大介』配信
(参考:https://www.lupin-3rd.net/ Lupin World | ルパン三世NETWORK ※TVスペシャルシリーズは1作目を除き省略)

すごい、多すぎる・・・

でもこれ、TVスペシャルシリーズは本数も多いので省略しているのだ。それでもこの量・・・。いろいろ多すぎてあれだけど、おすすめポイントを6つくらいあげてみた!

ポイント1:完璧すぎる娯楽アニメ! 映画『ルパン三世 カリオストロの城』

OPに旅情感があるのがイイ・・・

まずは多分一番有名どころ、映画『ルパン三世 カリオストロの城』。宮崎駿の映画初監督作でもありますな!

それはさすがに知ってる!いいよね!

まあやっぱり宮崎駿監督作となればそりゃあ有名ですよ。 作画、演出、脚本、声優の演技、どれもとんでもなく高クオリティ! TVでもよく放映されるので一度は観たという方が多いのではないでしょうか。

どの辺がイイにゃ?

もはや全編イイ。エンタメアニメとして完璧すぎる。ストーリー、ミステリー要素、歴史要素、音楽、効果音、ガジェット、ミリタリー、カーアクション、アニメ的演出(ルパン走りとか、ジャンプシーン)、声優の演技、東洋VS西洋・・・。あげだすときりがないほどにこの映画には宮崎駿監督そして大塚康夫作画監督の手腕すべてが詰まっておるのだ。

つまり?

つまり、ルパン三世を見始めるにあたってまずは定番を観たい!と思うならカリ城を観るのが王道中の王道となるでありましょう。文句なしでオススメのルパン三世ニャ!

ルパン走りとか序盤のカーチェイスシーンとか、いきなり見どころ満載でそのまま最後までまったく飽きさせない作りは確かに脱帽ニャ・・・。

作中に出る乗り物も凝ってますね。フィアット500シトロエン2CV日産 ブルーバード埼玉県警!)、オートジャイロトライアンフ・・・。

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ポイント2:「照樹務」名義の宮崎駿演出!TVシリーズの伝説的神回2作品

ルパン三世 TV 第2シーズン 155話 さらば愛しきルパンよ(Amazon.co.jp)

昔からルパン三世を知っているオタク寄りな人なら、演出クレジットが「照樹務」(テルコム→テレコム・アニメーションフィルムに所属していた宮崎駿の別名義)となっている2つの回は有名でした。あの宮崎駿監督が脚本・演出をした回であります!TVの第2シリーズ第145話「死の翼アルバトロス」第155話「さらば愛しきルパンよ」です。

TVシリーズでも宮崎駿監督が手がけた作品があったのか!

描き込みの量動き脚本の小気味いいスピード感、もはや30分番組とはにわかには信じられない体験ができるぞ。一度は観てほしい回であります!
1話30分のTVアニメという制約の中でこの二つの回を超える密度を持つものは、そうそうないと言っていいでしょう。

そこまで・・・!

「死の翼アルバトロス」では冒頭のルパン・次元・石川五ェ門のすき焼きシーンなどが「ああ、宮崎駿監督らしい…」ってなるので必見! 巨大飛行艇(ドルニエ Do X)の描写などは『未来少年コナン』(1978年)のギガントシーンや『風の谷のナウシカ』(1984年)のユパ様飛行機制圧シーンを思い出す人も多いだろう!

マニアックだな!「死の翼アルバトロス」には飛行機がいっぱい出てくるのニャ・・・! 宮崎駿監督は飛行機好きすぎ!

また、「さらば愛しきルパンよ」ではその後の監督作『天空の城ラピュタ』(1986年)にでてくるロボット兵みたいなのも出てくるゾ(劇中ではラムダと呼ばれる)。 ヒロイン・小山田真希の声優は『風の谷のナウシカ』のナウシカ役や『カリオストロの城』のクラリス役の島本須美さんが演じている。 とにかくどちらも神回と言っていいだろう。というか神回ってこういうことなのかと体験してほしい!

神回の基準となる名作!!

あ、言い忘れてました!「さらば愛しきルパンよ」東京の中央線沿線あたりが描かれるんだけど、宮崎駿監督がTVアニメで描く日本の(現代の)街並が観られるぞ。TVアニメとは思えない描き込みっぷりが開始早々出てきてちょっと引くくらいだ(笑) あと、東京都心の俯瞰風景からのスタート(”1981 TOKYO”)は『AKIRA』(1988年)のオープニングっぽい!

ちょっと引く(笑) 観たくなってきたニャ・・・!

その他にもTV第2シリーズ終盤は比較的キャラデザや作画が明らかに他と違う、ざっくり言うとジブリっぽいキャラデザ&作画回がいくつかあるので、気になる方は下記の回をチェックしてみてほしいであります!

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ポイント3:じわじわくる隠れ傑作映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』

タイプライター印字による検死報告と仏像の組み合わせとか・・・神っ・・・!

ルパン三世といえばちょっと宮崎駿監督の話題がどうしても目立っちゃうけど、その魅力はそれだけではない!

そもそも大人も楽しめるアニメというコンセプトが当初はあったんだよね?音楽も演出も渋い!というイメージがある

うむ。TV第1シリーズの当初は大人向けのハードボイルドなアニメとして、その後あまり評判がよくなかったため若年層でも楽しめるよう路線変更したりと試行錯誤をしていたわけだ。そしてこれも重要なのだがTVでの再放送をしまくっていたため、再び人気に火が付いたというのがルパンシリーズの大きな特徴だろう。
そんな流れの中、TV第2シリーズ放映時1978年劇場版として登場したのが『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』だ。

マモーの!ウッチャンがやってたやつ!(古い)

そうそう(笑)。で、この『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』、メガコは傑作として推したいのである!

傑作・・・!!どの辺がいいニャ?

この映画、ハードボイルドさ演出効果のカッコよさ・瞬発力という面においては「カリオストロの城」を超える・・!! 一度観ただけでは最初その魅力に気づかなかったんだが、何度も見返すたびにその良さが心に染みてくるのだよ。ルパン、次元、五ェ門、不二子、銭形、それぞれのキャラのエピソードやセリフも本当によく練られていて、性格描写がたまらなくカッコいい声優の演技も脂の乗り切った時期で素晴らしいのだ!

なるほど、マモーってどうなの?ていうかマモーって何なの?!

マモーは正体不明、世界一の大富豪、という設定の敵役なんだが、キャラもすごく立っていて、声はなんと西村晃さん!って今の若い人にはわからないかもだが、2代目水戸黄門役の俳優だね。西村晃さんの演技、しびれるぜ・・。マモーのキャラクター描写もまた重層的で薄っぺらくないところがいい。ただの悪ではない。あと、次元役の小林清志さんの演技も本当に素晴らしい・・・。というか、ルパン・次元・五右ェ門・不二子・銭形、全部演技すごすぎる。

つまりキャラクターの描き方がいいってだけかな?

何を言っているんですか!もちろんほかにもいいところはあるぞ! 作画レベルについては正直全編統一感があるかといわれるとそうではないと思う(宮崎ルパンは逆にその作画レベルの高水準均一化が驚異的と言える)。 だが『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』は全編通して「味(あじ)」があるんだよ!
なんというかルパンTV第2シリーズっぽいアクが強い作画。これはこれで慣れてくると病みつきになるんだ。そのアクの強い作画や動き劇場版アニメというTVシリーズではできないコストをかけて実現されているところがいい! さらにそこにパンチの効いた演出がのっかってきたりするのだ。宮崎ルパンとは違う世界線高品質劇場用ルパン、という感じ。

ほう・・・

演出面では序盤のエジプトのピラミッド内侵入シーン赤外線?探知システムが張り巡らされたピラミッド内を、赤外線検知ゴーグルから見た一人称視点の見せ方。ゴーグルの視覚モードの切り替えを見せるところがカッコイイ
あとOPのクレジット画面、ルパンのテーマ曲が流れる中イラストカットとして入るのはヒトクローン胚生成・育成過程の顕微鏡映像という不気味さ。こういうシンプルだけどクールな演出がすごく大人。また五右ェ門の決闘シーンもなかなかに気合の入った演出で注目してほしい。五右ェ門と敵役(フリンチ)との決闘シーン、斬鉄剣が効かず刃こぼれした斬鉄剣のバックに焦る五右ェ門の顔!(被写界深度効果!) フリンチが「レーザーでなきゃ、この合金チョッキは斬れねえ!」というセリフまわし煽る尺八&三味線BGM!!「日本刀」と「合金チョッキ」「レーザー」という語感の東洋VS西洋、伝統VS最新科学、の対比この感覚がルパン三世の真骨頂なのだ!その後の決闘の結末も是非自分の目で観て確かめてほしい(笑)!

※ちなみに五右ェ門の名称はシリーズなどによって表記揺れがありまする(五右ヱ門、五ヱ門、五右ェ門、五ェ門)

なるほど。(それにしてもメガコ語るなあ・・・)

それほど『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』というアニメ映画は語るべきことやシーンが多いっていうことなんだ。マモーのクローン生成部屋をルパンが偶然発見するシーンの無音演出(と気泡!)や、マモーがルパン・次元・不二子をコロンビアのホテル一室で集団催眠にかける一連のシーン。このあたりなんかはちょっと神がかった演出効果があって、是非観てほしいシーンだ。監督は吉川惣司、脚本は大和屋竺吉川惣司のクレジットとなっている。あと、付け加えてこの映画は劇伴・音楽も本当に素晴らしい。音楽のクレジットは大野雄二、選曲は鈴木清司録音加藤敏となっている。そういえば、音響効果のカッコイイ使い方のシーンがあって、劇中BGMとして“高音質”で流れている「ルパン三世 愛のテーマ」曲(インスト版)がそのまま劇中のラジオから流れる“低音質”の放送音にシームレスに切り替わる、という激渋演出があるんだ・・・マジでかっこよすぎて泣く。そして映画のED曲三波春夫が歌う「ルパン音頭」だ!!(劇場用アニメのお祭り感が半端ない)

(ヤバい、メガコ語りまくるな・・)なるほど!『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』観てみたくなったニャ!

ルパン三世 ルパンVS複製人間』を検索!/

ポイント4:世界観をハードボイルドにする実在の小道具たち

ルパン三世といえば実在する小道具・ガジェットも魅力的な要素の一つだ。
次元の描写では腕時計にOMEGA スピードマスターをつけていたり(TVシリーズではZENITH エル・プリメロROLEX サブマリーナーをつけてたりする)、PALL MALLという紙巻タバコを吸っているシーンなど。すべて実在する製品・銘柄だ。こういう細かい小道具描写がチラッと入っているところがたまらなくカッコいい。

実在の製品や道具を描きこむ手法ってキャラクター造形にリアリティを与えるからすごく効果あるよね。

そう。その代わりその製品選定のセンスがリアルなものとして判断されるところが難しいところだ。その選定センスがルパン三世は抜群にカッコいいと言えるだろう。

そのほかに代表的なガジェットってどんなのがある?

車関係は特に多い。メルセデス・ベンツSSKフィアット500アルファロメオ・グランスポルトシトロエン2CVオースチン ミニクーパージープハーレーダビッドソン・・・まだまだたくさんあると思うけど、これほど実在の車種を当時からアニメに登場させた、というところはやはり特筆すべきことだ。そのほかにも、ちょっとしたカットで出てくるラジオだとか無線機とかにも注目すると楽しめるぞ! 最後に主要キャラの武器は

・ルパン三世 ワルサーP38

・次元大介 S&W M19(コンバット・マグナム)/S&W M27 .357マグナム

・石川五エ門 斬鉄剣(実在しないw)

・峰不二子 FN ブローニングM1910

・銭形警部 コルト1911A1 ガバメント

ポイント5:ルパン三世の音楽 ~山下毅雄・大野雄二 2大神~

ルパン三世´71ME TRACKS(Amazon.co.jp)

「ルパン三世」~テーマ・ヒストリー(Amazon.co.jp)

ルパン三世といえばその音楽についても語らなければいけないでしょう。

印象的なOP曲、劇中の音楽もいいニャ!

TV版第1シリーズでの音楽担当は山下毅雄。TV音楽で活躍した作曲家で、その作曲数は7000曲とも・・・(時代劇の「大岡越前」の曲とか)。その後、TV版第2シリーズ以降は音楽担当は大野雄二となる。OP曲で有名なのは大野雄二のほうかな。

どちらの作曲家も膨大な作曲数ニャ・・・。

うむ、この二人が日本のTVや映画音楽に与えた影響はとてつもない。ルパン三世の大人な雰囲気やイメージは、山下毅雄や大野雄二の楽曲のおかげ、ということはやはりほぼ言い切ってもいいと思う。

おススメの曲は?

ここはやはり大野雄二のジャズアレンジが冴えまくる、TV版第2シリーズ 104話からのOP曲を推したい。このバージョンのOPはとにかくオシャレ感が半端ない
ちなみにTV第1~第2シリーズのOPは下記のように曲やアニメが切り替わるようだぞ!

★OPアニメ&曲の切り替わりタイミング
TV第1シリーズ
 1~3話 Ver1
 4話~ Ver2
 16話~ Ver3
TV第2シリーズ
 1~26話 Ver1
 27話~ Ver2
 52話~ Ver3
 104話~ Ver4 ★メガコのおススメ

おお・・・、これはオタク情報ニャ・・・!

ちなみにシネコはED曲「ルパン三世 愛のテーマ」インスト版が好きニャ・・・

シブいとこ行くな・・。

そのほかにもカリ城のオープニングで流れる曲「炎のたからもの」や、それこそ劇中でしか流れない曲も名曲揃いだ。音源化されているものも多いので探してみてはどうだろうか。

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ポイント6:ハードボイルドへの回帰~小池健監督『LUPIN THE IIIRD』シリーズ~

いままではルパン三世のTVシリーズや比較的初期の映画について見どころを語ってきたわけだが・・・。

まだあるのか。

ルパン三世を語るうえでやはり比較的近年に作られた、
小池健監督の『LUPIN THE IIIRD』シリーズ
LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014)
LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(2017)
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』(2019)
外すわけにはいかないのだよ・・・。

確か数年前にやってたよね?

うむ。この小池健版ルパン三世は・・・とにかくハードボイルドが過ぎる! とにかくカッコよするぎるのだ!(もちろんいい意味で)

ハードボイルドが過ぎる・・。

キャラクターデザインは原作のモンキー・パンチのものに寄せ時代設定も日本のおそらく60年代後半くらいあたりにされている。あまりふざけすぎないセリフ回しや、車やバイクなどがいわゆる旧車なところ、きつめのパース(遠近法)描写、エロ・グロもがっつり3作品ともPG12指定)描くところなど、非常に特異なルパン三世シリーズだ。どれも超クオリティ高いルパン三世なので是非観てほしい

特にどれ推し?

メガコは『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』がめちゃくちゃ好きだが、『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の次元のカッコよさも捨てがたい
とにかく小池健監督版は3つ全部みて欲しいのだ! ルパン役の声優は初代山田康雄から2代目栗田貫一に交代して早20年以上だが、このLUPIN THE IIIRDシリーズでの演技はとてもしっくりきててよかったよ。

イラストカットが劇画調でめちゃカッコいいニャ・・・

キャラクターデザインに色気があっていい!小道具描写や音楽もとても丁寧で本当におすすめなシリーズだ。

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まとめ

とまあ、入門とか言いながらとんでもなく長くなってしまったであります。

(口調もどしたな・・)ルパン三世・・・広大で奥深い世界ニャ。。

細かいことは抜きにして、メガコ的には下記の作品をまずは観てもらえれば、ルパン三世の魅力を味わえると思うでありますよ!

これを観れ!ルパン三世6選

映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』(1978年)
映画『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)
TV第2シリーズ 第145話「死の翼アルバトロス」(1980年
TV第2シリーズ 第155話「さらば愛しきルパンよ」1980年
OVA『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014)
OVA『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(2017)

了解ニャ!

あと、YoutubeでTMSアニメ公式チャンネルさんがルパン三世の動画をいろいろ公開している(太っ腹ニャ!)ので気軽にチェックしてみよう!

2021年5月26日にルパン三世のTV新シリーズ、第6弾となる『ルパン三世 PART6』の放送が決定となるニュースが飛び込んできた・・・!

10月から放送予定とのこと。50周年で年で新シリーズがまだ作られるとはすごいコンテンツであります。ちなみに5月26日は原作者である故モンキー・パンチ先生のお誕生日でもあります!

https://twitter.com/lupin_anime/status/1435045150401736704

ここでさらに驚きの情報が飛び込んできた・・・

なんだい?

なんとこのPART6、ゲスト脚本で押井守監督が参加するという・・・!!

マジか・・・

メガコ、押井ルパンはどんな感じになると思うニャ?今の段階で予想してみようではないか。

そうですねえ・・・。やっぱり自衛隊、公安、内閣調査室あたりの登場人物が出てきたりするのではないですかね。でルパンが最後まで全然出ない的な・・・。ルパンなのにルパン出ない的な・・・

ありそう・・・(笑)

いずれにせよめちゃくちゃ楽しみですね!

楽しみだニャ!そしてさらにビッグ・ニュースがっ!

マジか・・・。レジェンド声優からレジェンド声優へ交代・・・

大塚明夫さんなら何の問題もないニャ・・・。素晴らしすぎる・・・。そして私たちに最高にカッコいい次元を顕現させてくれた小林清志さん、お疲れさまでした!

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