【特集】SF映画に登場するヤバかったアイテム(ガジェット?)10選!
SF映画っていろんなアイテムが出るよニャ?
現在ではまだ実現できていない未来の技術や異星人のオーバーテクノロジー、はたまた映画のストーリーや演出効果にインパクトを与えるガジェット・・・。SF映画の醍醐味であります!
そんなSF映画のヤバいアイテムを名シーンとともに語ってみようではないか!
ほう! ちょっとネタバレもあるので映画を観てない方はご注意ください~!
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Z軸がないポンコツだけど、やたらと怖い『エイリアンレーダー』(エイリアン2)
これが出るシーン、めちゃくちゃ怖いっす。あの警告音がまた怖さを倍増させるであります。
平面方向はもちろん探知してるんだが、上下方向(Z軸)の情報がないという、よく考えるとポンコツなところも最高ニャ!!
「7m・・・5m・・・4m・・・!!」
一家に一台!不意のエイリアン来客も安心の『セントリーガン』(エイリアン2)
セントリーガン(sentry gun)とは敵を感知すると自動で発砲する銃のことニャ!sentryは歩哨(見張り)という意味。これまた『エイリアン2』 から。『エイリアン2』 はマジでSFマインドをくすぐるアイテムの宝庫だな。
エイリアンの侵入を防ぐためにこのセントリーガンを配置するも、おびただしい数のエイリアンの侵入によって残弾数がみるみる減っていく・・・。残弾数を表示するモニターを固唾を飲んで見守る主人公リプリー(シガニー・ウィーバー)逹… 名シーンすぎるであります!
そして残弾数は0に・・・。残弾数をチェックする画面の無骨なUIデザインも注目ニャ! 遠隔なのですぐさま脅威が顕在化しないところが素晴らしい演出ニャ。
来る確定的恐怖に戦慄するのであります。遠隔操作はSFマインドをくすぐるであります…
激ヤバナイフテクとクールなアイツ『ビショップ』(エイリアン2)
『エイリアン2』からもう1個だしていいですかな?
なにかね?
ビショップ…
!!!
そう、アンドロイドのあいつ!最後にカッコいいセリフ言うあいつ!小生ビショップが大好きであります!
ランス・ヘンリクセン演じるアンドロイド、ビショップな。序盤の宇宙船内で、同行するクルーの手の上に自分の手を重ねて乗せ、指の間をナイフで高速で打ち付けるという激ヤバシーンのあいつ!(名シーン)
人間のような見た目なのに人間を超越した能力が垣間見える秀逸なシーンですな。『エイリアン2』のビショップはやはり欠かせないアイテム(?)なのであります。
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それ何進数なの?『自爆装置』(プレデター)
今度は異星人が地球にやってきて人間を狩る、という衝撃のアクションSF、『プレデター』にゃ。
劇中のヤバいアイテムはプレデターが腕につけているあの謎のツール!
映画ラストでプレデターが自爆設定を入力する、腕についてるアレですな!
あれの自爆カウントダウン時に表示される異星のデジタル文字がたまらないニャ!最初にあれを観たときの衝撃と言ったら・・・。あれだけでご飯3杯くらいいけるニャ!!
ちなみにメガコは『プレデター』に出てくるネイティブ・アメリカン系の特殊部隊隊員ビリー(ソニー・ランダム)がカッコよくて好きであります!
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直方体を愛でるという新しいスタイル『TARS』(インターステラー)
いいかげん新し目の映画も入れようかニャ…。ビショップのような人間そっくりのアンドロイドだけでなくロボットもSF映画にはたくさん出てくるニャ。
うむ、そこでだよ。“TARS”だよ。クリストファー・ノーラン監督の重厚なSF映画『インターステラー』にでてくる、軍務サポート系人工知能ロボットTARSだよ!(姉妹機CASEというのもある)
あの単純な直方体フォルム!メタリック感!歩行ギミック!しかもすごくいいやつなんだよ(錯乱)!!
ユーモアレベル(冗談の割合とか)の設定ができるのも面白いすね!
ゴールドライタン世代はああいう金属の直方体がなんか変形したりするのに無条件で感動するのだ!
ゴールドライタン世代ってなんなんすか…
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メモリー外す動作が想像以上にゆっくり!『HAL9000』(2001年宇宙の旅)
SF映画の古典的超有名作品、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』はもちろん知ってるニャ?
もちろんです!あの冒頭の人類の夜明けシーンで何度寝たことか… しばらく猿の映画かと思ってましたわ。
ひどい。。寝るニャよな!まあ、その『2001年宇宙の旅』で宇宙船ディスカバリー号に搭載されるコンピューターがHAL9000。宇宙船のあらゆる活動を制御しているわけだが、最終的には乗員と敵対し、船長ボーマンに機能を停止させられる。その機能停止作業時のシーンがヤバい。
無数のクリスタルなブロック部品が整然と壁に並ぶ赤い船内ブースで、船長がHAL9000の機能停止のために1個1個ブロック(論理記憶端末)を抜くシーン…。
あの謎のブロック、すごくゆっくり抜けるんだよな(笑)。
結構緊迫したシーンなのに(笑)。
無機質なHAL9000の声が次第にゆっくりとなりながら船長にやめるよう懇願、しまいにはデイジー♪と唄を歌っちゃう。人工知能なのに情緒がある名シーンにゃ!
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「安全オン」ってなんなの!『機動スーツ』(オール・ユー・ニード・イズ・キル)
シネコの好きな『オール・ユー・ニード・イズ・キル』もいろんなガジェットがでてきて楽しい。トム・クルーズ主演の超大作SFでCG、VFXも素晴らしいニャ。そんな『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でヤバいアイテムといえば…
あの横にした扇風機の羽根みたいなのが迫ってくる訓練マシーン?
ちがうニャ! いや、訓練マシーンもすごいけど(笑)。訓練自体が命懸けという無慈悲なクルクルしてるやつな。そうじゃなくて…
あ、わかりました! 太ももに刺したら黒目がでかくなって宇宙人ぽくなる、謎の注射機みないなやつ?
将軍が金庫に保管してるカーター博士が作った注射器みたいなやつな。…違うよ! 機動スーツだよ!装着すると人間より強い力が出せて、銃とかいろいろ武装もできるやつ。
あれいいんだよ。カッコ悪い見た目なとこが逆に無骨感があって。
『エイリアン2』のパワーローダーに武器めっちゃついてる感じですね!
あと、埃とか傷が入りまくっててエイジング(経年劣化加工)されてるところとかほんとハリウッド偉いニャ。
装着時に言語設定するところも芸が細かくて良いですね。ギタイ(宇宙からの侵略者)と戦うには人類一丸となっているので各国の軍が結集していて、装備の多言語対応が必要なんですよね。
パワードスーツってどうみてもスピードが落ちそうだけど、肉弾戦というか殴って倒せる、というのが絵面として魅力的ニャ。やっぱり侵略してきた宇宙人は殴り倒すのが正義!みたいな。
M・ナイト・シャマラン監督の『サイン』でも宇宙人はベースボール・バットで殴り倒してました。ホアキン・フェニックスが。ベースボール・バットもヤバい。
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B級パロディと思わせてからの超絶CG!落差が激しい『転送装置』(ギャラクシー・クエスト)
転送装置って、ロマンだよな。
SF映画には数々の瞬間移動装置、転送装置が登場している。ここでは『スター・トレック』のオマージュ&パロディをベースとした傑作メタSFコメディ『ギャラクシー・クエスト』の転送装置を取り上げてみたい。
『ギャラクシー・クエスト』といえば、かつてのTVスターたちがスーパーマーケットの開店イベントで営業してる序盤のシーンとか最高であります・・・。
ほんと落ちぶれ感がすごいニャ(笑)。『ギャラクシー・クエスト』はパロディ描写がいちいち鋭すぎるニャ!
その転送装置はどのへんが見どころでありますかな?
うむ、そんなかつて人気だったTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」の艦長役タガートことジェイソンがサーミアン星人(と名乗る人たち)と出会って、彼らの惑星基地に初めて転送されるのだ。
ちょっと形容しがたいヤバそうな人たちですよね(笑)。サーミアン星人。
惑星基地と地球間の転送なんだが、行きは送迎のリムジンに乗ったまま、帰りはパジャマ姿の着の身着のまま転送されるという(笑)!
転送するのにほとんど技術的制約がないところがいいですな!サーミアン星人のオーバーテクノロジーっぷりを象徴しております!
映画序盤の惑星基地から地球への転送シーンはストーリー展開的にも「サーミアン星人がガチの宇宙人でとんでもないテクノロジーを持っている」ということをジェイソン(と観客)に見せつける最高にアツいシーンなのだ!
確かにあの転送シーンで「あ、この映画B級っぽくしてるけどB級じゃないぞ…」感がでて痛快であります!
ゲートが開くと広大な宇宙が眼前に…(パジャマ姿だけど)素晴らしいニャ!
ジェイソンを岩石惑星から救出するために使った転送装置のほうはお約束?の転送失敗シーンも(笑)。『ザ・フライ』の転送装置っぽい失敗でありました。
それにしてもふと疑問に思うことがあるニャ。
なんですかな?
転送装置って一度人間が分解されて送信され、受信側で物質として再構成されるタイプの場合、オリジナルは死んでコピーが生き返るということでは?転送前と転送後の人間は果たして同一の生命と言えるのだろうか…??
命の連続性と意識の連続性、頭が混乱してくる問題であります…!
よくよく考えると睡眠や麻酔も意識は途切れてるし、細胞も新陳代謝で入れ替わるわけで…。人間は毎日の睡眠や、細胞レベルでは生死を繰り返している!?
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色々考えたけどよくわからない『巨大転送装置』(コンタクト)
そういえば先に出た転送装置の中でも『コンタクト』にでてきた転送装置は巨大でよかったであります。意味が分からないけどなんだかすごい装置。
巨大な宇宙ゴマみたいな円環が高速でクルクル回るニャ!そのクルクル円環の間を乗員が入ったポッドが上から落とされる・・・どういうことなの!?
こまけえこたぁいいんであります!ビジュアル命ですよ!あと『コンタクト』は ジョディ・フォスターがいい味出してて好き…。
派手なドンパチとかはないけど良質なSF映画でシネコも好きニャ!
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デュワー壁って知ってますか?『実験体28号地下封印施設』(AKIRA)
最後にSFアニメからも一つ。いろんなSFアニメがあるわけだけど、ここはかの有名な『AKIRA』からアキラ(実験体28号)を封印するための極秘地下施設を。
何層もの防御壁をめぐらして球体の中心に絶対零度近くでアキラを格納しているやつですな。
大佐が施設内部に立ち入る際に、同行する科学者が内部の温度チェックするんだけど「第○層、○○ケルビン」って単位がケルビン!(絶対零度=0ケルビン=-273.15℃)
施設崩壊時の望遠ショットシーンもよかったであります。巨大な球体隔壁のビジュアルが実に禍々しい…。その巨大な球体が鉄雄の力で崩壊しながら地上に姿を現すあのシーンは凄まじいインパクトであります!
『AKIRA』はそのほかにもたくさんヤバいアイテムが出るニャ。衛星レーザー兵器であるSOL(ソル/Satellite in Orbital Laser-weapon) もよかった…
人工衛星はロマンがありますねえ。未来少年コナンでも太陽エネギーは人工衛星から発射されましたな…
太陽エネギー…(笑) 。AKIRAではあと実験体の「能力」を観測するパターンチェック機械(ホログラフィーなやつ)も謎すぎてただただヤバかったニャ!
「これでは・・・! 宇宙がっ! 誕生しているということなのか・・・!!」
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おまけ:睡眠っていいですよね!『コールドスリープ装置』(パッセンジャー)
10選ということで語ってきたが、メガコ、もう一つだけおまけでアイテムを言わせてほしいニャ。
なんでありましょう?
コールドスリープ装置だ。
ほう…
人体を低温、または凍結させて、人間の寿命を超えるような「宇宙での長距離移動の時間」や単純に「長い年月」をやり過ごすという装置だ。低温や凍結睡眠で人体の代謝を極限まで抑え、寿命の進行を抑える装置ニャ。
多くのSF映画に登場しますな。『エイリアン』にも『インターステラー』にも出てきました。『パッセンジャー』はそのものずばりコールドスリープがメインテーマでしたな。
近年話題の中国SF小説『三体』(2015年ヒューゴー賞受賞)でもコールドスリープは重要な要素となっている。ちなみに『三体』はNetflixでドラマシリーズ化されることが発表されたニャ! メガコよ、SF映画的にはコールドスリープが再び注目されるかもしれんニャ!
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まとめ
ということで、10選+おまけということでSF映画のヤバいアイテムをつらつらと語ってみたニャ。
SF映画はたくさんあるのでここでは取り上げていないヤバいアイテムもまだまだあるでしょうな。
うむ。正直SFアニメもいれると果てしないニャ…。とはいえ、「強烈な印象に残るSF的なアイテムが登場するか?」という鑑賞視点は是非おすすめしたいニャ。
コックピット(操縦席・室)デザインとか、画面のUI(ユーザインタフェース)も、よく見るとSF映画が制作された時代によってさまざまに変遷していて楽しいであります!
いろんな角度からSF映画を楽しんでいただければ幸いニャ!
(プシュッ!)
では早速私もコールドスリープしてみようかと。シネコさんお達者で。100年後にまた。おやすみ~♪
(ウィーン…シュッ!)
…メガコ?メガコ!?
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