映画『キャメラを止めるな!』レビュー|日本を沸かせたあの「カメ止め」がフランスリメイク!
2017年公開『カメラを止めるな!』は観ましたかな?
観た観た。面白かったニャ。そしてジャパニーズ・ドリームな映画の大成功が記憶に新しい…。
『カメラを止めるな!』(2017年) 予算300万円という低予算インディーズ映画ながら口コミの評判からどんどん上映館が拡大、最終的に興行収入が30億を超えた日本では珍しいジャパニーズ・ドリームな映画。 ゾンビ映画であり、映画を愛する人たちの製作秘話映画であり、家族愛の映画である。
そうですそうです。その社会現象的大ヒットを飛ばした『カメ止め』をフランスでリメイク!というのが今作『キャメラを止めるな!』であります!
キャメ止め・・・どうだった?
ストーリーはオリジナルにかなり忠実に沿いつつ、スタッフ・キャストはフランス映画界の超実力派揃い!
スタッフ・キャストは有名どころなんだ。
はい、監督・脚本は『アーティスト』でアカデミー賞5部門を受賞しているミッシェル・アザナヴィシウス。主演のロマン・デュリスも第一線で活躍する俳優であります。
そして本作キャメ止め、面白かったであります!オリジナルの脚本構造がやはり素晴らしいと感じたのでありますが、この脚本をフランス映画はどう料理するのか?という視点で楽しめるのです。
オリジナルのカメ止めを観てなくても楽しめる?
はい、十分楽しめると思われます!観てるともっと楽しめますぞ!特にプロデューサー役の竹原芳子さんは相変わらず強烈な個性です!
最後に鑑賞ポイント的なやつを・・・教えろニャ!
オリジナルで一番感じられたところですが、この映画はやはり「映画愛」「家族愛」というところが大きなテーマかと。多くのスタッフが一つの映画・作品を協力して作り上げる、というところは日本でもフランスでも変わらず尊いのであります!
映画『キャメラを止めるな!』は7月15日(金)公開であります!