パンデミック!ウイルスが世界中に混乱をもたらす映画10本を集めてみました。
2020年、新型コロナウイルスの蔓延でWHOはパンデミックを宣言、世界中で都市封鎖や入国制限が行われています。世界中が未曾有の危機に見舞われていますが、映画作品ではたびたびこうした状況がモチーフになっています。今回は、ウイルスが原因で世界が混乱に陥る映画を集めてみました。
感染列島(公開日:2009年01月17日)
はー、毎日毎日家に閉じこもって生活するのも限界ニャ……。
もういっそ遊びに行っちゃおうかニャ。
おま……日本政府の要請に背くつもりか……
だってー、もう無理くない?
歌舞伎町行こうニャ?
ウイルスの感染力を舐めるなよ……
『感染列島』(2009年公開)でも観て、恐れおののくがいい。
妻夫木聡主演……こんな映画あったのかニャ。
『64-ロクヨン-』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の瀬々敬久監督作品で、なんとこの映画が公開された年に、新型インフルエンザがパンデミックを起こしたという、偶然が重なった数奇な映画なのだよ。
マジかニャ……!現実怖すぎニャ!
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コンテイジョン(公開日:2011年11月12日)
神様は時として、こんな偶然を生み出すのだよ。そして、今回の新型コロナウイルスの状況に酷似しすぎと話題になったのが『コンテイジョン』(2011年公開)!!!
知らないニャ……。
スティーブン・ソダーバーグ監督によるスリラー作品で、高い致死率を誇る正体不明のウイルスが広がっていくストーリーだ。デマの拡散や都市閉鎖や買い占めといった、今回の新型コロナウイルスで発生した問題が克明に描かれているのだ。
ソダーバーグ監督、予言者……?
公開から9年経って、各動画サイトでトップランキングに入る人気っぷりなので、絶対観ておけ!!
ああああああああああああああああああニャ!!!!!
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復活の日(公開日:1980年6月28日)
もっと、もっとくれニャ!!!
次は名作『復活の日』(1980年公開)を紹介しよう。
80年代……古くないかニャ?
聞け。SF作家の神・小松左京先生の小説を映像化した作品だ。スパイによって持ち出された猛毒の細菌兵器が飛行機ごとアルプス山中に墜落、大気中に広がった細菌は全世界に広がり、35億人の人類が死に絶えたのだ。
……??……終わってる!!!
しかし、生き延びた人々がいたのだよ。どこにいたと思う?
山の上かニャ?
南極大陸だ!!!そこからさらに巨大地震や核戦争などなど、絶望的な状況が巻き起こる一大スペクタクル作品なのだよ。
す……すごいニャ。
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アウトブレイク(公開日:1995年4月29日)
リアルなウイルスものとしては『アウトブレイク』(1995年公開)も外せないな。アフリカの奥地で発生した未知のウイルスが、密輸入された1匹の猿をきっかけに、飛沫感染でアウトブレイク(爆発的な感染)を引き起こすのだよ。
ヤ……ヤバいウイルスなのかニャ?
致死率100%の設定なのだよ。
絶望しかないニャ……。
もともと作中のウイルスのモデルになったのは、アフリカでたびたびアウトブレイクしていた、致死率の高い「エボラ出血熱」でな。実際に、映画公開中にザイール(現:コンゴ共和国)で流行したのだよ。
ひ……ひええ……また現実がリンクしてるニャ。
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新感染 ファイナル・エクスプレス(公開日:2017年09月11日)
まだ聞く?
まだあるのかニャ!?
次は、サバイバル系パニック映画を紹介していくぞ。
ハードになってきたニャ。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年公開)は……観たよな?
えっ…………ま……まだ……
そう、マ・ドンソク。新感染における、もう一人の主役と言っても言い過ぎでない、あの存在感。
(聞いてる?)
ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道KTXの中で発生する謎のウイルスによって、乗客がゾンビ化し、パンデミック!逃げ場がなくなっていく中で、生き残りをかけて奮闘するサバイバルアクションなのだ。
み……観るニャ!!!
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アイアムアヒーロー(公開日:2016年04月23日)
ゾンビに噛まれて感染→パンデミックは定番の展開なのだが、日本を舞台にそれを描いたのが『アイアムアヒーロー』(2016年公開)。花沢健吾先生の原作を、『GANTZ』や『図書館戦争』の実写化で実績を上げていた佐藤信介監督が映像化したのだ。
大泉洋と長澤まさみのコンビは印象的だったニャ。
明るい昼間に、ショッピングモールの中をうろつき回るZQNの姿は衝撃だったろう?生き残った人たちがコミュニティを作ったり、食料を調達したり……バトルだけじゃなく、非日常下での日常の風景もある。
人間だったときの記憶を引きずりながらゾンビになっていくのは切なかったニャ……。
『アイアムアヒーロー』は、日本発のパニック映画として新しい歴史を切り拓いたのだよ。
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28日後…(公開日:2003年08月23日)
パンデミックが起きてゾンビが動き回る映画で、世間の度肝を抜いた作品といえば、ダニー・ボイル監督作品の『28日後…』(2002年公開)だな。
観てないニャ……。
ロンドンを舞台にしたパニック映画で、人々を凶暴化させるウイルスがもたらす感染症で、感染拡大から28日後のロンドンはゴーストタウン化。
何が度肝を抜いたのかニャ?
走るんだよ。
走る?
ゾンビが。全速力で。
!!!!!!!
集団でゆっくりと迫ってくるゾンビなぞ生ぬるい。凶暴化して全力で走ってくるゾンビは驚愕だぞ。
逃げられる自信がナイにゃ……。
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続編の『28週後…』(2007年公開)は、6ヶ月後のロンドンが舞台になっているぞ。
続くって聞いたら絶望感ハンパないニャ……。
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バイオハザード(公開日:2002年08月31日)
ゾンビものは「どう逃げるか?」が見所なんだが、これに真っ向から立ち向かったのが、日本発のゲーム実写化『バイオハザード』だ。
続編がめちゃくちゃ多いやつニャ。
そう、続編がヒットし続けるという、珍しい映画なのだよ。出てくる敵はゾンビというより、ほとんどモンスターなのだが、それに立ち向かうミラ・ジョヴォヴィッチが対比で美しいのだ。
全6作、なかなかの大作ニャ。
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ワールド・ウォーZ(公開日:2013年08月10日)
ブラッド・ピットが製作・主演を務める『ワールド・ウォーZ』は、爆発的な感染力で人間がゾンビに変化して、世界中に感染が拡大する作品だ。なお、噛まれたら12秒でゾンビ化する。
ヒェッ……容赦ないニャ。
そんな状況でも、国連職員の主人公は、病原菌の原因を調査するため、世界中を飛び回るのだ。登場するのは凶暴なゾンビたちだが、物語は病原菌に立ち向かう人々を描くドラマなのだ。
ただのパニックものではニャいのか……さすがブラッド・ピットだニャ。
なお、たびたび続編の話が出てはいるものの、全て中止だぞ。
(大人の事情かニャ)
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アイ・アム・レジェンド(公開日:2007年12月14日)
『ワールド・ウォーZ』は感染拡大中の世界を描いていたが、もっと先のことを描いた作品もある。
パンデミックの恐怖が、想像の幅を広げてるニャ……。
ウィル・スミス主演の『アイ・アム・レジェンド』(2007年公開)は、ウイルスによって60億人が死に絶えた世界が舞台。……そんな中、NYでたった一人の生き残った男の話なのだ。
滅んじゃってるのかニャ。
しかも、免疫を持った10%の人々も、死にはしなかったものの、吸血鬼のような「ダーク・シーカー」に変貌してしまい、主人公は治療薬を研究しながら、そいつらと戦う羽目になるのだ……。
これまた絶望感ハンパないニャ……。
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なお、本作はリメイクで、1971年に公開された作品は『地球最後の男オメガマン』というタイトルだ。
一周まわってかっこいいニャ。
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どう?まだ外出する気ある?
10作品観るニャ。